こんにちは!
ドイツよりケーキ・フルーツ系の紅茶をこれから紹介させて頂きます。
今回はアプフェルシュトゥルーデル紅茶を購入してみました。
アプフェルシュトゥルーデルとは?
アプフェル(独:Apfel、英:Apple、つまりアップル)とシュテュルーデル(渦巻き)という単語の組み合わせですが、実はドイツ・オーストリアで由緒のあるケーキの種類なのです。
アップルパイを渦巻状にしたというだけでなく(そう説明するとドイツ人に怒られそうですね)、生地や製造工程も大きく異なります。
歴史と辿ると17世紀からのお菓子だそうです。写真にあるケーキのイラストをみただけでも、一度は食べてみたいなと思ってしまいますね。
ドイツ・オーストリアのカフェに訪れた際には、お試し必須なケーキ、それがアプフェルシュトゥルーデルです。
そのケーキの風味をもった紅茶を今回紹介させて頂きます。
購入してみました!
今回は、Meßmer社のアプフェルシュトゥルーデル紅茶を購入しました。
1袋2.25g・18個入りで、お値段は2.25ユーロ(約275 円)です。
ドイツのスーパーでは平均より若干高めです。
他にも同様のカテゴリーの商品がありますので、次回以降紹介させて頂きます。
なお、パッケージをみて気付きましたが、Neu(英語のNew)とあるので、新商品だったかもしれません。
茶葉について
まず、ティーバッグを開ける前から既にアップルシュトゥルーデルの香りが箱にあふれていました。
そんな茶葉ですが、開封してみると、細かく砕かれた3~5つ程度の茶色の葉が入っていました。
濃い茶色のものから薄い茶色のものまであり、また、中には白い玉のようなものも入っております。
成分の32%が林檎果実と記載されているので、おそらく粒状のドライフルーツの形で混ざっていると思います。
紅茶を入れてみました!
まず、パッケージに記載されているお茶の入れ方ですが、100度の熱湯をカップ一杯に注ぎ、5~8分待つだけです。
もしくはティーバッグ4つを用いて1リットルのティーポットに熱湯を注ぐ方法でも大丈夫です。
お茶の香りは上品なケーキの香りで、アプフェルシュトゥルーデルの香りを良く再現していると思います。
お茶の色は普通の紅茶よりもやや淡い茶色です。
味自体は、甘味や苦味などはなく、やや控え目な紅茶ですが、香りとの相乗効果もあって、旨味を感じることができると思います。
やはり、香りがこの紅茶の一番の特徴だと思います。
日本では珍しい香りの紅茶で、上品な香りだけでもしばらくは楽しめそうです。
1mくらい離れていても香りは届きます(笑)
ミルクティーを試してみた。
瞬く間に真っ白になりました。
お味は、、、個人の好みかもしれませんが、、もともと淡い味がさらに淡くなったような気がします。
とはいっても、上品な香りはやはり残っているので、お好みだと思います。100点万点で言えば、60点くらいといったところかと思います。
ちなみに、ドイツ人のルームメートに聞いてみたところ、普通はストレートで飲むことが多いようです。
今回のアプフェルシュトゥルーデルは、いかにもドイツ風な紅茶といったところですが、日本人の口に幅広く合う紅茶だと思います。もしご出張・ご旅行された際には、ケーキと違って紅茶は持ち帰りが可能ですので、是非お土産としてご家庭・職場にいかがでしょうか?