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【海外紅茶シリーズ】AtemFrei(アテムフライ)

今回はドイツの咳によく効く紅茶を紹介したいと思います。

ドイツでのハーブティーについて

日本では、風邪等をひいた場合には、漢方薬やそれに似たもので、自然療法的に治していく、というのが一般的だと思いますが、ドイツでは、体調を崩した場合などでは、ハーブティーで治していくのが一般的です。

実際に、ドイツのスーパーの紅茶コーナーでも3割程度はハーブティーで、薬局でも購入することが可能です。もちろん、頭痛や喉の痛みなど、それぞれの紅茶の用途は異なります。

購入してみました!

今回は、Bad Heilbrunner社のAtem Freiというハーブティーを購入しました。

1袋2g・20個入りで、お値段は2.25ユーロ(約275 円)です。ちなみに、基本的には薬用のハーブティーの価格帯はほぼこの紅茶と同じくらいですが、滅多に生じない症状への用途などもあるので、10個入り等の種類もあります。

また、私の最寄りのスーパーでは、大半の薬用ハーブティーがこちらのBad Heilbrunner社のものでした。Badとあるので大丈夫かなと一瞬思ってしまうかもしれませんが、ドイツ語では入浴やスパなどを意味するので、ご安心下さい。

気になる効用ですが、Atem Frei (für ein befreites Atemgefühl)と書いてあります。英語的に説明するとAtom(気圧や空気)をフリーにするですが、呼吸周りの症状の改善の効果がございます。

茶葉について

ティーバッグを開封してみました。様々な緑の葉が入っており、いかにも薬草、という感じです。パッケージを良く読んでみると、レモンの草も入っているようです。香りはペパーミントとユーカリだそうですが、どちらかというとミントの香りのほうが強いかなと思います。香りもやはり薬草だなという感じです。

紅茶を入れてみました!

まず、パッケージに記載されているお茶の入れ方ですが、100度の熱湯をカップ一杯に注ぎ、5~10分待つだけです。

ただし、実際に入れてみると、一瞬で淡い茶色になり、ペパーミントの香りがすぐに出るので、個人的には3~5分で十分かなと思います。また、好みや用途によりますが、何かの症状のために飲むので無ければ、1袋で数回紅茶を作っても十分楽しめると思います。つまり、それくらい強めのハーブティーです。

味はミントですが、やや日本人にはきつめかなと思います。

実際の効果ですが、咳が出ていたルームメートは翌日元気になりました。自分も飲んでみたのですが、少し気分がよくなった気がしました。

ミルクティーを試してみた。

ミルクも多少入れて検証してみました。

さすがにミルクとハーブティーのコンビは不味いだろうなぁと思っていたのですが、意外にもミルクティーでもいけます。特に、ミルクが若干強めのミント味を和らげるので、まろやかな味になります。もし、ミント味が苦手という方でも、ミルクティーにしてみたら飲めるかもしれません。とはいっても、色まで変わってしまうので、ハーブティーを飲んでいるという気持ちが減ってしまうかもしれません。

ちなみに、ミルクティーを作っているところをルームメートに見られたのですが、苦笑されてしまいました(笑)もし、まろやかな味にしたのであれば、ハチミツのほうが合うよ、と言われたので、実際にハチミツを入れて試してみました。

確かに、ハチミツの甘味のお陰で、かなり薬草的な味がなくなり、飲みやすくなりました。もちろん、ミルクティーとは異なり、見かけも同じですので、個人的にはハチミツとの組み合わせのほうが良いかなと思いました。

病は気から、という諺のように、飲みやすさや見栄えも重要ですので、是非ご自身に合う形で試してみてください。また、一旦はまってしまうと、(私のように)体調を崩していなくてもガブガブ飲んでしまうかもしれませんので、いざという時用に常にキープするように心がけていたほうが良いかもしれません。

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