紅茶のタイトルにHATHERWOOD English Tea Time(ヘーザーウッドイギリスティータイム)と記載されていては試さずにはいられません。ティータイムといえばイギリス、イギリスといえばティータイムと結びつくほどお茶の時間を大切にしているイギリス紅茶ということで販売しているので期待が高まります。このアッサム茶葉を利用した紅茶はLIDLというディスカウント系スーパーマーケットのみの取り扱いのようで他のスーパーマーケットでは取り扱いを見かけませんでした。
また、価格はディスカウント系スーパーにも関わらずティーバッグ20個入りで1.69 ユーロと強気の値段設定です。
イギリスの国旗をはじめ、観光地として有名なビッグベンやロンドンの公共機関のシンボルとして有名な2階建てバスのイラストが記載され、さらに雨の日が年間を通じて多いイギリスということを示しているのか傘や雨マークまで記載されているお洒落なパッケージです。
可愛らしさを前面に出しているパッケージに期待が高まります。
箱を開けてみるといたってシンプルに20個のピラミッド型ティーバッグが空気に触れないようにビニール袋の中に入っていました。
茶葉
ピラミッド型のティーバッグをはさみで開封し、茶葉をお皿に開けてみました。茶葉自体はインスタント紅茶にしては比較的大きく黒褐色で統一されたものが入っていました。アッサムティーとのことですが、拍子抜けするほどあまり茶葉の香りがしません。
200mlのお湯をに2分入れる様に記載されています。お湯を注いだときもあまり香りがたちません。そして2分経ってからもお茶の色は薄く浸出されたままで、心配になる状況です。
一口試しに飲んでみましたが、予想通り殆どアッサムの味わいはありません(泣)長めの浸出時間を取りましたがあまり状況は変わりませんでした。
ミルクとの相性
紅茶そのものの味わいがないので紅茶への期待は全く出来ませんが、ミルクティーに適したアッサムですので、駄目元でミルクを入れてミルクティーにしてみました。
ミルクを入れてもやはりコクが全く出ません。
久々にストレートでもミルクティーにもあわない紅茶を購入してしまいがっかりでした。
イギリスと名称がついていたのでどれほど豊かなティータイムを過ごせるのか期待値が高かったせいでしょうか、香りもコクも薄い紅茶だったので落胆度はかなりのものでした。
このEnglish Tea Timeパッケージには朝にぴったり!と記載されていますが、もしかするとイギリスでは朝はさらっとしたお茶を好んで飲む人が多いということなのかもしれません。
私としてはさすがに味わうことが出来ないと楽しくないので試しにティーバッグを2個利用して一杯の紅茶を入れてみたところ、少し香りと味わいが強くなり紅茶を飲んでいる、という気分になれました。
二つのティーバッグを利用して一杯の紅茶を入れるとなると費用対効果はかなり悪くなってしまいますが、おいしくお茶を楽しみたいので残りのティーバッグも一度に二つ利用することでアッサムの風味を少しでも濃くして飲もうと思います。
紅茶の渋みや強い香りが苦手な人にはもしかするとおいしく感じられるかもしれません。おいしく感じられるか否か、チャレンジをしてみたい方、HATHERWOOD English Tea Timeを試してみてはいかがでしょうか。