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Premium EMBLEM TEA(プレミアム エンブレムティー)

プレミアムという表現が気になる!?

プレミアムエンブレムティーはチリで飲まれている紅茶の一つです。どんな商品でもそうなのですが「プレミアム」なんて表現されているとなんだか気になってしまいます。プレミアムという表現にひかれてプレミアムエンブレムティーを購入しました。

プレミアム エンブレムティーは大箱1箱100個入り、値段は約2400ペソ(約426円2016年12月12日時点)ですごく安くもないけれど高すぎるというわけでもないという値段設定です。

パッケージには「プレミアム」と記載されているし、「100%オリジナル」なんて記載されている、勘違いをして「100%セイロン」と記載されているのかと思ってしまいました。セイロンティーリーフはブレンドされていますが、ピュアではありません。セイロンティーは高いからでしょうか。

プレミアム感をだすためか、箱の表記の多くが英語表記になっています。チリでティーバッグにされた紅茶の中でも海外に輸出しているものはパッケージの表記がスペイン語と英語になっていることがあるのですが、特に輸出をしているようにも見えません。紅茶の準備の仕方や内容量などの表記はスペイン語ですが紅茶の名前は英語表記になっています。

「プレミアム」の出す味は?

プレミアムエンブレムティーの箱を開けるとずらっとティーバッグが敷き詰められるようにして入っています。ティーバッグは個別包装されていますが、完全密閉ではありません。それほどこだわりはないのでしょうか、中のティーバッグもどちらかというと安いタイプのティーバッグと同じようになっています。

茶葉は全体的には黒くは見えるのですが、近くでじっくり見てみると赤茶色っぽいティーリーフがちらほら混ざっているのがわかります。

箱の指示では沸騰した200mlのお湯をティーバッグの入っているカップに注ぎ2分~3分待って準備完了となっています。指示通り(お湯の量は多めです)紅茶を準備してできたのが写真の紅茶です。

色は明るい紅茶っぽい色です。飲んでみると、渋い……という表現が一番合うのではないでしょうか。紅茶を飲んだ後にしばらく渋みが舌に残ると言うわけではないのですが、渋いんです。この紅茶独特の渋みが好きな人もいるかもしれませんから好みの問題かもしれませんね。

チリではヤギのチーズがよく売られているのですが、私にとっては臭みがあって正直、普通の牛のチーズのほうが美味しいです。ただ、ヤギのチーズは手間をかけてチーズを作れば臭みのないチーズも作ることができます。ですが、チリではこのヤギのチーズの臭みがいい、と言って好んで食べる人もかなりいるようですから、この紅茶に関してもこの渋みがいいと言って飲む人もいるのではないでしょうか。比較的濃い味の紅茶が好きなチリ人であればこの味が好きな人もいるでしょう。

この紅茶のストレートの味に関しては好き嫌いがはっきりと分かれるかもしれません。

プレミアムエンブレムティーのミルクティーはどう?

実はちょっとだけプレミアムエンブレムティーでのミルクティーは期待していました。渋みのある紅茶と牛乳のバランスはどうなるのかと興味があったからです。

そこでプレミアムエンブレムティーにミルクを入れてみました。味はちょっと微妙な感じでした。ミルクを入れると渋みは消えているように感じるのですがミルクティーと言うよりは暖かいミルクにちょっと何かが入っているような味です。

紅茶の渋みはそれほど好きではないのですが、嫌な渋みではないのでこのプレミアムエンブレムティーはストレートで飲むのがいいと思います。ミルクティーだとミルクティーを飲んでいると言う感じがしませんでした。

パッケージにはお好みで砂糖、ミルク、レモンを加えてください、とあるのですがもし加えるとしたら砂糖かレモンをおすすめします。

紅茶は渋みもあるのが紅茶なのですが、個人的な好みとしては渋みが少ないものが好きです。ですから、今回のプレミアムエンブレムティーは少し私の好みには合いません。ただ、紅茶の独特の渋みが強いほうが好き、という人にはかなりおすすめの紅茶です。

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